【勉強会報告】データから見る「海外就業体験者の就職事情」
2017年1月24日に行われたセミナー『データから見る【海外就業体験者の就職事情】』では厚生労働省のグローバル人材育成プロジェクト『Global ACE』ディレクターの村田博信氏を講師に迎えプロジェクトで蓄積されたデータや知見を語ってもらいました。
受講者は、大学の国際交流部門ご担当者やスーパーグローバルハイスクール指定高校のご担当者、キャリアカウンセラー、留学エージェントの留学カウンセラーなど多岐にわたる顔ぶれとなりました。
4期目を迎える『Global ACE』ではワーキングホリデーやインターンシップ、海外ボランティア経験者など海外就業体験者をこれまでに累計1000人ケアしてきた経験値から毎年実績が向上、昨年は帰国者の7割が就職を達成していると言います。
データからは就職先の業種がみえるほか企業が海外就業体験者に求める能力や具体的な職種、出発前にどのようなアドバイスで送りだすことが帰国後の就職につながりやすいのかが見えてくるセミナーとなりました。
また、村田氏自身が企業のイノベーションに関わってきた経験を元に今後の日本企業にイノベーションをもたらすのは「勇気(Courage)と「情熱(Passion)」を持つ人材であり留学やワーキングホリデーを通じ世界を知るマインドを持つ人材こそがそこに合致するという観測も語られました。
質疑応答においては時間を大幅にオーバーするほどの活気にあふれたセミナーとなりました。
今回、参加が叶わなかった方でも『Global ACE』のホームページから多くのデータを閲覧することができます。
関心のある方は、ぜひ一度ご覧ください。
http://www.global-ace.jp/