【勉強会報告】アメリカのボーディングスクールへの留学
5月30日、『そこが知りたい、アメリカのボーディングスクールへの留学』と題して、株式会社イーコンシェルジェ代表取締役の斉藤克明氏による勉強会を開催しました。
斉藤氏は30年以上にわたり、十代前半の若者の海外留学をサポートしてきたベテラン留学カウンセラー。
参加者の中には、「この分野のベテランである斉藤さんのボーディングスクールに対する理念を聞きたかった」という現役留学カウンセラーもいました。
教室形式でなく、椅子を丸く配置して出席者全員が顔を見ながら発言できるスタイルがとられ、アットホームな雰囲気の中で進められました。
最初に、アメリカのボーディングスクールの特徴である、少人数制で(10人以下のクラスもある)、個性を尊重できる教育がされていること、先生もキャンパスに住んでいて24時間が教育の場という考え方であること、スポーツやアート教育に力を入れていること、"make a difference"を褒め、"you are special"を認めるという理念、などをご自身の具体的な経験を含めて話されました。
そして、実際にどのようなボーディングスクールがあるか、どのように探すかは、Boarding School ReviewやThe Association of Boarding Schools(TABS)のサイトを紹介されました。
加えて斉藤さんの長年の経験からカテゴリー分けしたお勧めのボーディングスクールが紹介され、参加者は斉藤さんの口から矢継ぎ早に出てくるスクール名を必死でメモしていました。
今回の勉強会では、ボーディングスクールの情報を得たことはもちろん、斉藤さんが描く教育のあり方、留学希望者への熱い想い、留学カウンセラーという職業に対する誇りと使命感が伝わってきました。
参加者からは「全人教育のあるべき一つの姿を知ることができました」「グローバル人材の教育を再考するうえで非常に有益でした」などの声が聞かれました。