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2012.04.27

【勉強会報告】200人以上の留学カウンセラー採用に関わった業界通が指南留学カウンセラーの就職事情とキャリアパス

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4月19日、『留学カウンセラーの就職とキャリア』と題して、日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)の代表幹事でもあり、『こうすればなれる留学カウンセラー』の著者でもある、星野達彦氏による勉強会を開催しました。
参加者は現役の留学カウンセラーから就職活動中の大学生までさまざまで、時間を延長して活発な質疑応答がされました。

「これから海外留学する人は増える」という明るい話からスタートしました。
出された世界規模データからみると、留学人口は2003年の211万人が2025年には約3.6倍の769万人になると予想されるそうです。
若者が内向きで留学生が減少しているといわれている日本も昨年から増加の兆しが見られ、その要因として、国、地方自治体、大学の留学促進施策や企業のグローバル化などが挙げられました。
つまり、今後、留学カウンセラーが活躍する場が増える方向にあるということです。

そのような背景の中で、留学カウンセラーとしてどのようなところで働くか、機関別(留学エージェント、大学、公的機関、英会話学校、旅行会社、留学先学校の日本事務所、ローカルエージェントなど)、取り扱い別(多くの留学タイプ・国を取り扱う百貨店型、留学タイプ・国限定のセレクトショップ型、旅行商品型、高校交換留学型など)の特色などが説明されました。
また、業務範囲や方法も、カウンセリングや手続き業務を行う総合型やどちらか一方を行う分業型、営業職の濃い型やアドバイスのみ型、対面カウンセリング型やwebカウンセリング完結型など、さまざまで、自分の希望に合う会社、機関を見つけることが重要だという話がありました。

留学カウンセラーのキャリアパスについては、専門職カウンセラー、ジェネラルマネジャー、経営者、独立、海外学校スタッフ、ローカルエージェントなどが挙げられ、留学カウンセラーからスタートしてキャリアの幅を広げていけることがわかりました。

実際にどのように、求人を見つけたらいいのか、については、キャリア支援エージェント、直接確認、就活サイト、web、紹介などを挙げていました。
実例として10社の留学エージェント、3つの大学の求人情報(応募資格、給与、仕事内容等)をまとめた「留学カウンセラーの求人情報」が配布されました。

最後に質疑応答で「星野さんが留学カウンセラーを採用するとしたら、どんな人を採用しますか」という質問に星野氏は、「(1)まず明るい人、(2)心から相談者をサポートしようと思える人、(3)知識欲旺盛で自ら勉強していける人」という3つの要件を挙げていました。

今回の勉強会は参加希望者が多く、定員になった時点で締め切りました。
好評につき、年内に再度、同じ勉強会を開催します。
日程が決まりましたらメールマガジン等でお知らせしますので、興味ある方はぜひご参加ください。

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